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今年の札幌での第32回年次大会で行う、国際交流委員会シンポジウムの準備を進めています。 このシンポジウムは、「各国における看取りの文化」をテーマに、日本とアジア諸国の看取りについての文化的比較を行い、日本における看取りの支援を行っていくときに大切なことを、今一度考えていこうと企画をしています。 先月、本企画のシンポジストとの交渉と、緩和ケアの教育カリキュラムや臨床の現場の視察を兼ねて、韓国(ソウル)を訪れました。予想以上に寒さは厳しくなく、また異国を感じることなく、韓国の歴史や医療現場に触れてくることができました。韓国では「ホスピス法」の制定や、都市部と農村部の医療格差を是正するための施策などが進行中で、さまざまな逆行の中、人々のニーズに根ざした緩和ケアの推進が力強く進められていました。 もっとも驚いたことは、入院中は家族の付き添いが必須になっていたことです。病室には付き添い用のベッドが常設されています。処置を見守り、トイレや食事の介助、リハビリの付き添いなどが家族の役割だということです。賛否両論があるかと思いますが、療養上の世話を担当する看護師として、家族の絆を保つ医療のあり方は・・・、と考えてしまいました。 |